大学は春休みもあと一ヶ月とか冗談勘弁

一見多そうに見えますが、思想地図やミカドの肖像はかなりの日数かけて読んだので水増しみたいなもんですね。 松岡正剛氏が「ギア」という言葉で読書における調子の善し悪しのようなものを表していますが、僕はこの月大変不調でそのため小説が多めです。とい…

カント「道徳形而上学原論」(岩波文庫)第二章29〜35段落

(29) 「定言的命法」という概念が、その命法の方式も内包しているのではないかという問題について検討している。この後の第二章では、その「方式」について検討することになる。第三章においては、メタ倫理的な側面、すなわち「定言的命法はどうして可能と…

1月

さあ1月も終わりました。ようやくネット回線も復旧したので自分だけが「しっかりとやらねば」と思ってるこれやっときますtakumazumiの本棚2011年01月アイテム数:24 新・環境倫理学のすすめ (丸善ライブラリー)加藤 尚武読了日:01月02日援交から革命へ―多…

月10冊か 楽勝や!

というわけで、新年明けて初めてのエントリがこの無内容な感じで申し訳ないです。昨年最後の12月の読了分。 後半伸び悩んだな…今年もよろしくお願いしますね。takumazumiの本棚2010年12月アイテム数:10 知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社…

11月に読んだ本を羅列ししょうもないレビューを見せつける悪徳エントリ

takumazumiの本棚2010年11月アイテム数:17 現代哲学への招待―哲学は現代の課題にどう答えるか (有斐閣選書)城塚 登,星野 勉,片山 洋之介読了日:11月01日現代倫理学ナカニシヤ出版読了日:11月05日美丘 (角川文庫)石田 衣良読了日:11月06日死に至る病 (岩…

「就活くたばれデモ批判」批判 

ていうかね、色々ごたごた丁寧に書いてたんだけどね、もう間違って未完成のまま公開しちゃうし、焦って色々いじったら下書き保存もできてないしで踏んだり蹴ったりだからね、端的に言います端的に。就活くたばれデモ(以下「就活デモ」)に批判してる奴いる…

本を読むのが好きじゃないです

僕、本を読むのが好きじゃないんですよ。一応、ブクログなんか登録しちゃったりして、カッコつけてますけども、全然好きじゃない。 集中できない。他のこと考えたりする。頭に文字の意味するとこが入ってこない。向いてないんでしょうかね。わからない言葉も…

東京滞在雑感と、責任論(はまた今度)

このブログというのは、過去のエントリ(といっても僅かですが)をご覧いただけばわかりますように、基本的にはTwitterありきのものでTwitterで何かあったときにまとめて書く場として考えております。なので気分次第で更新しまくる可能性もあれば、これまで…

平成世代のオウムとの向き合い方

7月21日、新宿ネイキッドロフトで『平野悠の好奇心・何でも聞いてやろう「オウムって何?」』というトークイベントがありました。この模様はユーストリームやニコニコ生放送でも中継され、現在もアーカイブで御覧いただけます。*1さて、オウム真理教と言…

続・「アルハラ」問題の何が問題か

というわけで、前回のエントリの続き。 この問題について考えていて思ったのは、もう当分こういうTwitterをメタ的に捉えて 論じるような問題には触れないようにしようということ。これは別に荒れる感じとかが嫌なのではなく、あんまり自分の内省にプラスにな…

「アルハラ問題」の何が問題か

Twitterで物議を醸す話題は絶えず、毎日毎日いろんなことがいろんなとこで起こっている。フォローしてる人間の数だけTLの色合いは変わり、たった一人欠けただけで大きな渦を知らぬまま過ごすこともあったかもしれない。さて、最近ではそんなTwitter上で起こ…

「どうして働かなくてはならないのか」という質問に、どう答えて欲しかったのか

石渡嶺司さんというライターの方がおりまして、私も先日、北海道大学で行われた講演会に参加させていただきました。「就活のバカヤロー」という本がありまして、かねてから「就活」というシステムそのものに懐疑的だった私はこの本を読んでえらく感動したの…

断片的に触れた「若者の保守化」

基本的に、このブログはTwitterありきというか、おもいっきり長い文を書きたい衝動に駆られたときに使う避難所のようなものなので、もしよろしければご覧になってください。今日は先日Twitter上で長々書いたこの件について、ブログとしてまとめていきたいと…