復活したー

恒例行事

takumazumiの本棚
2011年07月
アイテム数:24
カントの哲学―入門と概説
ジョルジュ パスカル
読了日:07月01日
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ボッコちゃん (新潮文庫)
星 新一
読了日:07月03日
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銀齢の果て (新潮文庫)
筒井 康隆
読了日:07月09日
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反哲学入門 (新潮文庫)
木田 元
読了日:07月11日
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家族場面 (新潮文庫)
筒井 康隆
読了日:07月11日
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すいすい簿記マンガみてGO!日商3級
福島 三千代,いぐち かなえ
読了日:07月14日
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新聞学
日本評論社
読了日:07月15日
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ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井 康隆
読了日:07月16日
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「松本」の「遺書」 (朝日文庫)
松本 人志
読了日:07月17日
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「労動」の哲学 人を働かせる権力
濱本 真男
読了日:07月18日
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国際経済システム読本
野崎久和
読了日:07月19日
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高齢者福祉と地方自治体
横山 純一
読了日:07月21日
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8.1―Game Land (角川文庫)
山田 悠介
読了日:07月22日
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アダルト系 (ちくま文庫)
永江 朗
読了日:07月28日
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他人と暮らす若者たち (集英社新書)
久保田 裕之
読了日:07月31日
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今月の一冊

凄く良かった。表題でなんとなく毛嫌いしていた自分を恥じたい。
哲学史の新しい捉え方、といった内容。
普通、哲学史では古代ー中世ー近代(ー現代)というような区切りをしているが、木田先生は「ソクラテス以前ープラトン以降ーニーチェ以降(ソクラテス以前の復古)」という捉え方をしている。そしてこの「プラトン以降」を「哲学」とし、「ニーチェ以降」を「反哲学」という立場で捉え直している。

長々と説明を加えようと思ったが、どうも陳腐にしかならないのでやめた。ただ、解説の三浦雅士も言うように、元々が口述のものであるためか、文章の強弱がはっきりしていて、リズムよく読める。その分、詳細な説明が省かれているため、完全な初学者向けとは言えないかも知れないが、凄く筋の通った「哲学史解説」はこれまでの「哲学史」書の中で一番楽しく読めた。


これは凄い良い本でしたねー。たまーに核をがつーーーーーーんとやられる本があるのですが、これは間違いなくその一冊でした。うんうん。